【鉄道】南武線を撮る【写真】
全区間で快速運転がはじまった南武線を撮影しました。南武線は今回の改正から、快速運転区間が立川までとなり、休日の快速の運行本数は、1時間当たり3本(20分間隔)と増加しています。
E233系の投入も続いてます。南武線用E233系は、8000番台を名乗り、他の路線とは座席表地の色が違います。6両編成。
実は全区間(浜川崎から立川まで全線)で貨物列車も運行されています。全線通しで走るのは夜間のみですが、浜川崎-尻手間と、府中本町-立川間では日中でも貨物列車が走り、コンテナ車やタンク車を見ることも出来ます。
尻手駅に入線する上り912F普通電車(武蔵中原始発の区間電車)
日中の南武線は、各停快速ともすべての電車が、川崎-立川間の全線通し運転ですが、朝方にはこのような区間電車もあるようです。改正前は、快速に接続する、稲城長沼止まりの電車がありました。
尻手駅 高速貨物第75列車(武蔵野シャトル)が運転停車する横を走り去る下り快速電車。
1061F下り快速一番電車です。快速は日中10時台から15時台の間の運行。
E233系の先頭車に貼られたステッカー。
上り1054F快速電車。武蔵溝ノ口付近
上り1156F快速電車 津田山-久地間
南武線の快速は、国鉄時代の1970年代に、川崎-登戸間で1時間ヘッドで運転されたのが始まりです。当時は途中、武蔵小杉、武蔵溝ノ口のみ停車していました。1978年に廃止されますが、2011年に復活しました。復活当初は登戸まで快速でその先は各駅停車でした。その後稲城長沼まで快速運転区間が延び、今回の改正と続きます。
尻手駅に入線する下り1013F普通電車。
武蔵中原駅に入線する下り1039F快速電車
南武線の拠点、中原電車区のある武蔵中原駅。90年代に高架化され、2面4線の機能的な配線になりました。改正前の上り電車はこの駅で、快速と各駅の接続をとっていました。南武線はもともと私鉄ですが、貨物が走る関係からか、国鉄型配線(2面3線のうちホーム1面に駅本屋を設ける)が多く、快速と各駅の緩急接続が難しい面がありましたが、高架化で改良された駅はこの駅のように改良されたものもあります。
武蔵中原駅停車中の上り普通電車
この駅は、本線は外側、待避線が内側です。
武蔵溝野口駅で、快速と各停の相互接続をとる下り電車。
現在のダイヤでは、下り電車は、溝の口駅で、快速と各停の緩急接続を行います。上りは稲城長沼駅で接続。
両駅とも同一ホームでの接続です(稲城長沼は高架化によって2面4線になったため)。武蔵溝の口駅は、下りはこのような1面2線の配線、上りは1面1線。90年代のころは、この下り副本線で貨物列車の運転停車と時間調整を行ってたりしました。
武蔵溝ノ口駅に停車する上り普通電車
混雑で有名な東急田園都市線との乗換駅です。いわゆる「東京メガループ路線」の一角をなし、都心に向かう多くの放射状路線(その多くは私鉄)と南武線は交差します。乗換の便利な駅が多く、日中も結構混みあいます。
この駅の南武線利用客は1日8万人を超えます。一番利用が多いのは東横線や横須賀線と乗り換えられる武蔵小杉駅だそうです(単独駅では武蔵中原)。
上り1160F普通電車。久地-津田山間
205系使用電車。103系や101系が走っていた南武線への205系新製投入は、1989年と早かったのですが、横浜線や埼京線と違い、当初は少数しか投入されませんでした。その後90年代半ばに209系が1編成だけ入りしばらく推移します。2001年以降、山手線にE231系が大量に入ると、一挙に玉突きで出た205系がこの路線にも導入され、2004年に103系を置き換えました。不足した先頭車は中間車を改造したものも入りましたが、武蔵野線のようなVVVF化は行われませんでした。その後京浜東北線からいらなくなった209系が3編成入るなどしてましたが、2014年秋になって、E233系の大量投入が始まり、今年中に全車がE233系に統一されることになりました。
205系は近郊型電車211系に使用予定のメカニズムを急きょ山手線用新型電車に組み込んだ、国鉄型としては末期の頃の電車で、高性能な201系に比較すると、「界磁添加励磁制御」という進んでるのか後退してるのかよく分からないシステムを組んだ経済的な電車でした。
ただ、それまでの国鉄型と大きく違い、「ビートや波板の少ない計量ステンレス構造」、「電気指令式空気ブレーキ」、「中間車の永久棒連結器」、「ボルスタレス空気ばね台車」、特に「1段下降式の広い窓」と「戸袋窓が無い」という、様々な新機軸を備え、外観は今までの国鉄型とは全く違う一新された、インパクトある電車でもありました。山手線を走る様は、並ぶ京浜東北や総武の103系と違い、まるで私鉄の洗練された電車のように見えました。
ステンレス車体で軽くなり、モータ出力も103系より10kw高くなったぶん、103系よりも高加速なうえ高速走行性能も良く、実際に山手線の所要時間短縮も行っています。また、走行音も103系より静かでした。
初期型が1985年製、最終形でも1991年製ですので、もう経年が24年から30年たっているわけで、E233投入後はどんどん廃車にされてますが、総じて頑丈な電車で、今後はインドネシアで活躍する模様です。
下り1133F快速電車、武蔵溝の口-津田山間
平瀬川を渡る下り普通電車 武蔵溝の口-津田山間
下り1163F快速電車 津田山-久地間
川崎からだいたい多摩川、府中街道にそって走ります。あまり勾配はありませんが武蔵溝ノ口から中の島までは細かいが比較的急なカーブが目立ちます。とくに大きいカーブが川崎-尻手間、武蔵小杉の手前、南多摩から多摩川渡る手前です。多摩川を渡り、府中市に入ると、こんどは立川市に向かって10パーミルを超える勾配も始まります。勾配が目立つのは谷保-矢川間で、国立市役所の前がサミットになります。
久地駅を出発する上り普通電車
E233系も風景になじんできました。
JR東日本の標準型電車のひとつとして生産が続いてるのがE233系ですが、先代のE231系に比べても本当に良い電車です。電動車をけちったり下手なコストカットをしたことで総じて安っぽく見え、実際に様々な不具合を起こしていた209系とは見違えるような重装備の電車で、パワーも強く、何より乗り心地、座席の具合が全然違います。E231系もスタイルは無印良品的なシンプルさが冴える良いものでしたが、E233は更に洗練されています。個人的に好きな電車のひとつです。
昨年秋撮影、矢川-谷保間を走る上り電車
このあたり、南武線は多摩川の北岸、国分寺崖線の上を走ります。ここは矢川と谷保の中間、国立市役所の真ん前ですが、ちょうど勾配のサミットになっており、この前後には10パーミル勾配があります。武蔵野の面影を感じる紅葉した雑木林があったりして雰囲気の良い所です。
同地点で撮影、八王子行石油専用貨物列車
ここは貨物の本数もけっこうあり、特に上り貨物列車を狙いにカメラマンも結構来ます。
同じ区間、上り快速電車
もう少し矢川駅に近づいた地点、下り電車
矢川駅を出発する上り各駅停車
矢川駅を通過する、竜王発根岸行高速石油貨物列車
後追いですがEH200が牽引します。中央東線や長野、篠ノ井、信越線内の石油油槽所と、横浜の根岸を結ぶ石油貨物列車などが、南武線の立川-府中本町間を経由します(府中から南は武蔵野貨物線を走行)。
特に冬の長野県は、消費する灯油の大半を鉄道貨物で輸送してるので、ここは大切なライフラインになってるとも言えます。
E233系の投入も続いてます。南武線用E233系は、8000番台を名乗り、他の路線とは座席表地の色が違います。6両編成。
実は全区間(浜川崎から立川まで全線)で貨物列車も運行されています。全線通しで走るのは夜間のみですが、浜川崎-尻手間と、府中本町-立川間では日中でも貨物列車が走り、コンテナ車やタンク車を見ることも出来ます。
尻手駅に入線する上り912F普通電車(武蔵中原始発の区間電車)
日中の南武線は、各停快速ともすべての電車が、川崎-立川間の全線通し運転ですが、朝方にはこのような区間電車もあるようです。改正前は、快速に接続する、稲城長沼止まりの電車がありました。
尻手駅 高速貨物第75列車(武蔵野シャトル)が運転停車する横を走り去る下り快速電車。
1061F下り快速一番電車です。快速は日中10時台から15時台の間の運行。
E233系の先頭車に貼られたステッカー。
上り1054F快速電車。武蔵溝ノ口付近
上り1156F快速電車 津田山-久地間
南武線の快速は、国鉄時代の1970年代に、川崎-登戸間で1時間ヘッドで運転されたのが始まりです。当時は途中、武蔵小杉、武蔵溝ノ口のみ停車していました。1978年に廃止されますが、2011年に復活しました。復活当初は登戸まで快速でその先は各駅停車でした。その後稲城長沼まで快速運転区間が延び、今回の改正と続きます。
尻手駅に入線する下り1013F普通電車。
武蔵中原駅に入線する下り1039F快速電車
南武線の拠点、中原電車区のある武蔵中原駅。90年代に高架化され、2面4線の機能的な配線になりました。改正前の上り電車はこの駅で、快速と各駅の接続をとっていました。南武線はもともと私鉄ですが、貨物が走る関係からか、国鉄型配線(2面3線のうちホーム1面に駅本屋を設ける)が多く、快速と各駅の緩急接続が難しい面がありましたが、高架化で改良された駅はこの駅のように改良されたものもあります。
武蔵中原駅停車中の上り普通電車
この駅は、本線は外側、待避線が内側です。
武蔵溝野口駅で、快速と各停の相互接続をとる下り電車。
現在のダイヤでは、下り電車は、溝の口駅で、快速と各停の緩急接続を行います。上りは稲城長沼駅で接続。
両駅とも同一ホームでの接続です(稲城長沼は高架化によって2面4線になったため)。武蔵溝の口駅は、下りはこのような1面2線の配線、上りは1面1線。90年代のころは、この下り副本線で貨物列車の運転停車と時間調整を行ってたりしました。
武蔵溝ノ口駅に停車する上り普通電車
混雑で有名な東急田園都市線との乗換駅です。いわゆる「東京メガループ路線」の一角をなし、都心に向かう多くの放射状路線(その多くは私鉄)と南武線は交差します。乗換の便利な駅が多く、日中も結構混みあいます。
この駅の南武線利用客は1日8万人を超えます。一番利用が多いのは東横線や横須賀線と乗り換えられる武蔵小杉駅だそうです(単独駅では武蔵中原)。
上り1160F普通電車。久地-津田山間
205系使用電車。103系や101系が走っていた南武線への205系新製投入は、1989年と早かったのですが、横浜線や埼京線と違い、当初は少数しか投入されませんでした。その後90年代半ばに209系が1編成だけ入りしばらく推移します。2001年以降、山手線にE231系が大量に入ると、一挙に玉突きで出た205系がこの路線にも導入され、2004年に103系を置き換えました。不足した先頭車は中間車を改造したものも入りましたが、武蔵野線のようなVVVF化は行われませんでした。その後京浜東北線からいらなくなった209系が3編成入るなどしてましたが、2014年秋になって、E233系の大量投入が始まり、今年中に全車がE233系に統一されることになりました。
205系は近郊型電車211系に使用予定のメカニズムを急きょ山手線用新型電車に組み込んだ、国鉄型としては末期の頃の電車で、高性能な201系に比較すると、「界磁添加励磁制御」という進んでるのか後退してるのかよく分からないシステムを組んだ経済的な電車でした。
ただ、それまでの国鉄型と大きく違い、「ビートや波板の少ない計量ステンレス構造」、「電気指令式空気ブレーキ」、「中間車の永久棒連結器」、「ボルスタレス空気ばね台車」、特に「1段下降式の広い窓」と「戸袋窓が無い」という、様々な新機軸を備え、外観は今までの国鉄型とは全く違う一新された、インパクトある電車でもありました。山手線を走る様は、並ぶ京浜東北や総武の103系と違い、まるで私鉄の洗練された電車のように見えました。
ステンレス車体で軽くなり、モータ出力も103系より10kw高くなったぶん、103系よりも高加速なうえ高速走行性能も良く、実際に山手線の所要時間短縮も行っています。また、走行音も103系より静かでした。
初期型が1985年製、最終形でも1991年製ですので、もう経年が24年から30年たっているわけで、E233投入後はどんどん廃車にされてますが、総じて頑丈な電車で、今後はインドネシアで活躍する模様です。
下り1133F快速電車、武蔵溝の口-津田山間
平瀬川を渡る下り普通電車 武蔵溝の口-津田山間
下り1163F快速電車 津田山-久地間
川崎からだいたい多摩川、府中街道にそって走ります。あまり勾配はありませんが武蔵溝ノ口から中の島までは細かいが比較的急なカーブが目立ちます。とくに大きいカーブが川崎-尻手間、武蔵小杉の手前、南多摩から多摩川渡る手前です。多摩川を渡り、府中市に入ると、こんどは立川市に向かって10パーミルを超える勾配も始まります。勾配が目立つのは谷保-矢川間で、国立市役所の前がサミットになります。
久地駅を出発する上り普通電車
E233系も風景になじんできました。
JR東日本の標準型電車のひとつとして生産が続いてるのがE233系ですが、先代のE231系に比べても本当に良い電車です。電動車をけちったり下手なコストカットをしたことで総じて安っぽく見え、実際に様々な不具合を起こしていた209系とは見違えるような重装備の電車で、パワーも強く、何より乗り心地、座席の具合が全然違います。E231系もスタイルは無印良品的なシンプルさが冴える良いものでしたが、E233は更に洗練されています。個人的に好きな電車のひとつです。
昨年秋撮影、矢川-谷保間を走る上り電車
このあたり、南武線は多摩川の北岸、国分寺崖線の上を走ります。ここは矢川と谷保の中間、国立市役所の真ん前ですが、ちょうど勾配のサミットになっており、この前後には10パーミル勾配があります。武蔵野の面影を感じる紅葉した雑木林があったりして雰囲気の良い所です。
同地点で撮影、八王子行石油専用貨物列車
ここは貨物の本数もけっこうあり、特に上り貨物列車を狙いにカメラマンも結構来ます。
同じ区間、上り快速電車
もう少し矢川駅に近づいた地点、下り電車
矢川駅を出発する上り各駅停車
矢川駅を通過する、竜王発根岸行高速石油貨物列車
後追いですがEH200が牽引します。中央東線や長野、篠ノ井、信越線内の石油油槽所と、横浜の根岸を結ぶ石油貨物列車などが、南武線の立川-府中本町間を経由します(府中から南は武蔵野貨物線を走行)。
特に冬の長野県は、消費する灯油の大半を鉄道貨物で輸送してるので、ここは大切なライフラインになってるとも言えます。
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